母校と友人

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今年の桜の開花は、例年より早いところが多いようです。3月も中旬に入り、卒業式のシーズンを迎えました。卒業生、修了生の皆さん、おめでとうございます。皆さんは、いま長い学校生活が終了し、社会に向けての巣立ちの時期を迎えました。期待と多少の緊張感を持って、次のステップへと準備を進めているのではないでしょうか。

実は、40年以上も昔に大学を卒業した私は、その後在学していた大学の大学院へと進学しました。それがあってか、卒業式を迎えても、新しい世界に飛び出すような緊張感はあまりなく、学生として、今までより少し高度な勉強に取り組むことになるのだ、といった程度の覚悟しかもっていなかったように思います。

しかし、実際、大学院に入ってみると、そこは学生時代の延長ではなく、なかなかきびしい「修業」の世界が待っていました。私にとって、大学院生として求められるレベルの研究を行い、論文を書くことは、簡単なことではなかったのです。研究テーマを決めて報告しても、先生方や先輩たちから、きびしい、そしてもっともな理由によるダメ出しを受けて、落ち込むことが何度もありました。

そうした時に、救いとなったのが、大学で知り合った友人たちとの交流でした。学生時代の思い出を共有し、何の利害関係も持たない友人たちと、時に集まり、他愛のない話をすることがよい気分転換となり、つらい「修業」の時代を何とか乗り越えられたのだと思います。

これから、大学を離れる皆さんも、時に学生時代の友人たちと連絡をとって、集まる機会を持たれたらいかがでしょうか。毎年、同窓会が主催する懇親会やホームカミングデーの時などを利用して、友人やお世話になった教職員と旧交を温めるのも、明日への活力につながるかもしれません。

駿河台大学は、皆さんの母校として、いつまでも応援しています。ご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。